Kaya Noriko
専門は、書学・ 芸術学。中国書法の受容による日本の書の形成、近代以降の西欧芸術観 の受容による芸術観の変容などをテーマとして、書跡の美的規範や芸術性について研究している。
近年は、生涯学習の観点から鑑賞活動や学びの過程に関する研究を並行して行っている。
著作
「作品の在りか-書の芸術学の課題」『第一回青山杉雨記念賞論文選』青山杉雨 記念賞事務局 、 1998 年。
『書芸術の地平-その歴史と解釈』大阪大学出版会、 2000 年。
Changes in Japanese Modern Calligraphy Aesthetics: Looking at Japanese Culture,2004
「水茎の〈和らげる〉力-仮名の書の美的価値に関する一考察」『書学書道史論叢』 書学書道史学会編、 2011 年。
『東アジアにおける〈書の美学〉の伝統と変容』 (共編著)三元社 、 2016 年。