Ho Pik Ki, Peggy
何碧琪(ペギー・ホー)博士は現在、香港中文大学文物館の研究員を務め、西泠印社の社員でもあります。台湾大学にて博士号を取得し、中国書道史を専攻、副専攻として思想史を修めました。研究分野は碑帖、書画、広東書画など多岐にわたります。著書として『琢磨書史:清代書道史、法帖版本学及び鑑定に関する研究と考察』(2022年)、『広納百川:明から清中期における広東書画選』(2021年)、『淳化閣帖史話』(2017年)があります。また、『粤澤四海:明から清中期における広東書画選』(2022年)や『北山汲古:碑帖銘刻拓本』(2015年)の編纂に携わり、これらに関連する展示を企画しました。『故宮学術季刊』や『故宮文物月刊』などの学術誌において、30本以上の論文を発表し、故宮博物院、国家図書館、上海博物館、浙江大学、中国美術学院、、ドイツのハイデルベルク大学などで講演および交流を行いました。2023年には故宮博物院と共同で「宋拓の魅力-碑帖珍本特別展」を企画し、広く好評を得ました。